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KILLZONE SHADOW FALL

SCEが、2014年2月22日に発売するPS4用ソフト『KILLZONE SHADOW FALL(キルゾーン シャドーフォール)』. そのゲーム概要と世界観を紹介する. 本タイトルは、SFの世界観のもと、惑星間戦略同盟(ISA)と専制国家ヘルガストの対立を描いたFPS『KILLZONE』シリーズの最新作. 惑星ヘルガーンの壊滅により和平を結んだ両者だが、それから30年を経て、テロリストと化したヘルガストの過激派”ブラックハンド”がISAの拠点・ヴェクタを襲い、再び両勢力の緊張感が高まった時代を舞台にしている. プレイヤーは、ヴェクタ行政の切り札とも言える特殊工作員”シャドーエージェント”の一員となり、ブラックハンドの暗躍とヴェクタの壊滅を阻止するべく、数々の任務に挑むことになる. シングルプレイで新たなストーリーを体験できるのに加え、もちろん、オンラインマルチプレイモードも楽しめる. 同モードは、最大24人で遊ぶことができ、8種のミッションを収録する. 今回の記事では、『KILLZONE SHADOW FALL』で描かれるストーリーの背景と、シャドーエージェントが携行する可変型ライフルなどを紹介する. 世界観――”シャドーエージェント”と”ブラックハンド” シャドーエージェントプログラム-ヴェクタ安全保障局によるエリート工作員育成プログラム- 特殊工作員”シャドーエージェント”を育成する訓練プログラム. ISAとヘルガストの戦争中には、合法・非合法を問わずISAのために超法規的な活動を行い暗躍してきたシャドーエージェントは、和平条約締結とともに姿を消した. だが、自らも第2外太陽系戦争中にシャドーエージェントとして活躍したシンクレアVSA(ヴェクタ安全保障局)局長は、就任後すぐさまヘルガストの脅威を理由としてシャドーエージェントプログラムを復活させる. ヴェクタ市内にヘルガストの密偵があふれ、テロ行為が横行するなど戦時中にはなかったことだ. シンクレアは、ヘルガストを過剰に信用してシャドーエージェントをはじめとする諜報能力を失ったことがその原因で、真の平和を保つためには決してヘルガストを信用してはならないと指摘する. しかし、その主張は、新ヘルガーン政府からはヘルガストを仮想敵とみなし両国の和平を危うくするものだと非難された. それでも、戦後初めて任官されたシャドーエージェントが活動を開始すると、その迅速な対応能力はヴェクタ市民から広く支持を集めることになる. 市民は、シャドーエージェントを見ると、何らかの事件の発生を予感して落ち着かない気持ちにはなるのだが. とはいえ、国内の安全を本当に保障できる唯一の組織であるヴェクタ安全保障局とシャドーエージェントへの信頼は厚い. 父親をヘルガストに殺された若きシャドーエージェント ルーカス・ケラン ヴェクタ安全保障局(VSA)のシャドーエージェント. 惑星ヴェクタ出身であり、ヘルガスト軍によって父親を殺害され、安全保障局の施設で育てられた過去を持つ. 成長後は、ヴェクタ市を分断する”壁”の両側で極秘作戦を遂行する”シャドーエージェント”として、ヴェクタ政府のために活動している. ブラックハンド(Black Hand)-新ヘルガーンの過激派テロ組織- “ブラックハンド”は、皇帝ヴィサリの公約や演説を”正しく”解釈し、ヘルガストの精神と美徳を反映させた、新しい行動様式を主張する新ヘルガーン内の過激派組織である. 彼らの支持者は、新ヘルガーンの若者や下層民など、苦しい生活を送っている者に多い. 特に根城を構えているとされる新ヘルガーンのスラム街では、強大な支持基盤を誇り、新ヘルガーン政府の影響がほとんど及ばない”自治区内の自治区”とでも呼ぶべき状況を呈している. ブラックハンドを率いるヴラドコ・タイラン. 指導者のヴラドコ・タイランは、すべてのヴェクタ人(人類)が惑星ヘルガーンの破壊とヘルガストの殺戮(さつりく)という原罪を負っていると主張する. 兵士であろうとVSA職員であろうと市民であろうと、すべてのヴェクタ人は死をもって償うしかないと. ヴェクタ人は、その罪ゆえに決して救済されることはないのだと. また、タイランによると、ヴェクタ人は意図的にヘルガストの魂を堕落させようとしており、ヘルガストが自らの宿命を全うするには、地上と宇宙空間からすべてのヴェクタ人を一掃する他ないという. “ブラックハンド”が結成されたのは、和平条約締結の約20年後. 当時は、ヘルガーン壊滅の報復として、ヴェクタの行政機関や市民への破壊・殺傷を行う戦闘的な組織として発足した. だが、近年は下層民への生活インフラ支援など、政治活動にも乗り出している. 一方で、最新式の武器を購入し、大規模なテロ行為を企んでいるとのうわさも絶えない. 資金の出所をあやしむVSAの情報筋は、新ヘルガーン政府がひそかにブラックハンドを援助しているのではないかと疑っている. 武装したブラックハンドのメンバーたち. ブラックハンド指導者の人物像 -彼はなぜテロに走ったのか? – ヴラドコ・タイラン 新ヘルガーンのスラム地区に拠点を持つテロ組織”ブラックハンド”の指導者. タイラン自身は、幼少期に惑星ヘルガーンの滅亡を経験した. あの惨劇を生き延びたわずかな子どもの1人であり、ペトルサイトの爆発の中で奇跡的に生き残っていたところを発見されている. 発見当時、タイランの周囲にいた人々は全員死亡していたという. この経験がタイランの原体験となった. タイランにとって、ヴェクタ人(人類)は、惑星ヘルガーンの破壊者であるだけでなく、ヘルガストの精神と美徳の破壊者でもあった. それゆえ彼は、皇帝ヴィサリの演説に心酔し、人類に破壊されたヘルガストの誇りを取り戻そうと訴えかけ続けてきた. だが、新ヘルガーン政府とヴェクタ政府との醜い妥協の産物である惰弱な政策が、ヘルガストの下層民を苦しめるのを目の当たりにして、彼らのために立ちあがることを決意する. それがたとえ、非合法な活動を意味していたとしても. タイランは混乱の申し子であり、しばしば自制心を喪失して衝動的に周囲の者へ当たり散らす. 民衆を引きつけ、奮起させられる指導者でありながら、演説の途中であっても興奮すると話の内容が支離滅裂になることもある. だがそれでも、貧しい人々への心からの同情と、それを上回るヴェクタ人(人類)への憎しみが、渾然一体となって不思議なエネルギーを彼の内に作り出すのだ. それゆえに、タイランの言葉は、新ヘルガーンの虐げられた人々を魅了してきた. 高い知能と不安定な情緒を持つタイランは、ヴェクタ安全保障局と新ヘルガーン政府とにとって予測のつかない行動をとる危険分子であり、監視プログラムやプロファイリングの対象となっている. シャドーエージェントの制式銃と任務に欠かせない”アドレナリンパック” 潜入工作や戦闘任務など、多彩な任務を遂行するシャドーエージェントのため特別に開発された可変型ライフル. 彼らへ支給される制式銃であり、変形することで遠距離および近距離の戦闘に対応する. エネルギー弾を単発で大量に発射して近距離の敵を圧倒することもできれば、エネルギーを充填してから発射して遠方にいる敵を狙撃することも可能. ゲーム中では、”方向キー下”を押すことで、遠距離と近距離とのモード切替を行う. 重量も極めて軽く、侵入任務での携行にも支障はない. また、特殊な素材を使用しているため、金属探知機での検査も問題なく通過するし、戦地へ直接投下する場合でも敵勢力に気づかれにくいなど、隠密任務に優れた性能を持つ. 1挺あたりの価格は極めて高く、大量製造には向かない. OWLと並んで、シャドーエージェントのトレードマークともいえる装備品. サッカースパイクナイキ 戦場での戦闘力回復に使用される. “アドレナリンパック”と呼ばれているが、必ずしもアドレナリンだけを含んでいるわけではなく、成分は所属勢力によって微妙に異なる. ゲーム中では、”方向キー左”を押すか、瀕死状態のときに”L1ボタン”を押して、OWLへの注入を指示することで使用できる. 当然ながら、使用するためにはアドレナリンパックを所持している必要がある. 緊急医療の現場においては、一般市民にも使用される. ただし、アドレナリンパックを連続して使用することは意識に多大な負荷をかけるため、それを行うには専門の訓練を受ける必要がある. プレイヤーが操作を行っている時のゲーム画面. 価格も安くはなく、新ヘルガーンでは軍関係者か政府関係者以外が手に入れることは難しい. 訓練を受けた兵士がアドレナリンパックを使用すると、一時的に意識が興奮した状態となり、周囲の動きがゆっくりに見えると言われる. ゲーム中では、”L2ボタン”(操作設定により”L1ボタン”にも変更可能)を押しつづけることで、敵の動作がスローになり、短時間に多数の敵を倒したり、正確に急所だけを狙ったりといった超人的な行動が可能になる. この状態では、他人からはムダのない正確無比な動作を高速で行っているように見える. ただし、自らの動作速度はほとんど変化しないため、種族の限界を超えた速度で活動できるわけではない. この点には注意が必要である.