ベッカムに恋してUGG 2013 新作』

ゴールデングローブ賞の作品賞候補にもなっていながらやはりこの邦題のせいでしょうか、日本ではさほどヒットしなかったこの映画. 確かこの映画が公開当時にフジテレビで放送されていた財前直美さん主演の映画会社を描いたドラマでも取り扱われていて、ドラマの中の世界では大ヒットしているという設定だったのが妙に淋しかったという印象が強い映画なんですが、作品そのものは決して悪いものではないんですよね. ただこの邦題が・・・なんですよ. 日本でも「なでしこJAPAN」が大活躍するニュースが報じられてから女子サッカーに対する認知度もあがってきましたが、それでも世界戦以外の試合となると世間一般の関心はまだまだ低いもの. 当然頭の固い人や古い人からは「女の子がサッカーなんて! 」と意見も飛び出すでしょう. この映画の主人公もインド系ということもあって伝統を重んじる家族に内緒で女子サッカーに頑張る、ついでに恋も頑張るというお決まりの展開なんですけど、やはりインド系イギリス人というこれまでになかった主人公の設定がこの映画を面白くしていると思います. 特にインド人同士以外の結婚は認めないなどの旧いインドコミュニティーの掟だとかを巧く活用しながら、主人公が恋愛や友情、自分の将来や人生観など様々なことに悩みながらも大好きなサッカーに打ち込む姿は単純なんですが素直に元気を与えてくれんですよね. 民族差別という社会問題もアメリカのように根が深い深刻なものとして描いていないことと、実際にサッカー選手たちが国際試合のたびに民族差別撤廃を訴えかけている現状を見ていることもあってか、意外と暗い気持ちになることなく見れるところも素晴らしいと思います. ただ恋愛部分は少女漫画みたいな単純すぎるような展開、サッカー部分はよくあるスポ魂のような展開と、本当にどこにでもあるような展開の映画なんです. しかも主人公はデビッド・ベッカムに恋をしているというよりも憧れているだけなんですよね. それを考えるとやっぱりこの邦題はセンスなさすぎ! と言わざるを得ません. キーラ・ナイトレイも頑張っていた映画だけに、もう少しマシなタイトルはなかったの? と言いたくなりましたよ. ちなみに先日とある女子サッカーの元日本代表の話をTVで見ましたが、女子サッカー界では基本的に彼氏がいることは明かさない方がいいらしいですね. なんせ女性の世界は妬みとやっかみの世界ということで、それが試合にも大きく影響してくるからだとか. それを聞いちゃうと次から女子サッカーの試合を見る目が変わってしまいそうです 深夜らじお@の映画館 はこういうイギリス映画は好きです.

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